滋賀県立大学 廃棄物バスターズ

~ 廃棄プラスチックをリサイクル ~

 廃棄プラスチックは大気汚染や海洋汚染の原因となっています。その廃棄プラスチックの半分以上はポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)が占めています。したがって、PEとPPのリサイクルが重要です。しかしプラスチック同士は水と油のように混ざり合わないという性質があります。この問題を解決するため私たちはそれぞれのプラスチックの間を取り持つ第3成分"相容化剤"(水と油をなじませる洗剤のような役割をするもの)について検討しました。その結果、プラスチック製品として十分な強度を持つリサイクル品の作製に成功しました。この技術を生かし私たちはリサイクルプランターの製造を行い、それを販売することで環境配慮の啓発を行っております。

そして新たに、雨水タンクの製作を試みています。

 現在の相容化技術では雨水タンクに必要な耐久性や強度が不足しているため、完成品には至っていませんが、さらなる技術向上を目指して試作品の作製、評価、改善を行っていきます。

~リサイクルプランター~

廃棄プラスチックを原料としてプランターを製作しています。そのリサイクルプランターを100%回収し、完全循環型リサイクルビジネスモデルの構築を目指しています。 

~雨水タンク~

分散型ダムとして利用できる雨水タンクを各家庭に設置することで、小さなダムの集合体として雨水タンクが機能し、水害の抑制も期待できます。 

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